お金がなくてもオタ活はできる            ~サブカル系趣味とお金の話~


§1 趣味はお金をかけるもの?


1.1 サブカル系趣味について

2018年度に部長をやっておりましたあきまこうと申します。自分もひとつコラムを書いてみようかなと思います。

 

 

題材は「サブカル系趣味にかかるお金の話」です。

 

うちのサークルは様々な趣味を持った人が集まっています。せっかくこのサークルに興味を持ってこのコラムを読んでくれているのだから、様々なことに興味を抱いて、そしてそれらを楽しんでもらいたいのです。

 

 

突然ですが、あなたは今どんな趣味をもっていますか?

 

ここを読んでくださっているということは恐らく、世間一般でいう「サブカル」系(ここではサークル紹介ページで書かれている『アニメ・漫画・ラノベ・声優・ゲーム・カード・アニソン・特撮』などを指して使っています)の趣味を持っていらっしゃるのではないでしょうか。

失礼しました。一口に「サブカル」系趣味といっても、コンテンツの数やその楽しみ方は豊富に存在するため、決して簡単に各人の趣味を説明できるものではありませんね。

 

分は家庭用ゲームやPCゲームをメインの趣味としていますが、ゲームにも豊富なジャンル、楽しみ方が存在します。 

趣味というものは様々であり、それにかかる金額というのもまた様々であると自分は思っています。

 

車、ギャンブル、酒などに比べると、サブカル系趣味は比較的お金のかからない趣味にも思えます。それでもグッズ、書籍、ブルーレイ、レアカード、ガチャ天井など、かけようと思えばいくらでもお金をかけることのできるのがサブカル系です。

散歩やYoutube、SNSと比べたらお金がかかるかもしれません。

 

好きなコンテンツにたくさんお金をかける人に出会ったとき、(ああ、この人はこのコンテンツに本当に熱中しているんだな)といった印象を受けることでしょう。

 

しかし、自分はこう思います。

 

サブカル系趣味は膨大なお金を消費しなくても充分楽しむことができる、と。

 

いや、ちょっと言い過ぎました。始めるのにお金を必要とする趣味もあるし、どの趣味も極めようと思えばそれなりにお金が必要になります。

 

1.2 ジャンルに手を出す≠お金をかけるについて

 

でもここでは、オタク=お金をかける人 ではないことを皆さんに伝えたいと思います。

なぜなら、サークル員やこれを読んでくれているオタクの皆様に、

「少しでも新しい分野に興味を持って新しいジャンルへの第一歩を踏み出して欲しい」

のです。そして友達を誘ってほしい。みんなでするオタ活というのもきっと楽しいです。ソースは自分です。

 このコラムを読んで、是非新しいジャンルへの興味を持つきっかけにしてもらえたらと思います。


§2 ゲームとお金


1つ例をあげて考えてみましょう。私、あきまこうの最も好きなジャンル「ゲーム」です。

 

 例えば自分なんかは、ゲームに関する知識経験を増やすことが好きなので、様々なゲームをネットや雑誌などで調べたり、あるいはショップに探しにいったり、はたまたソフトを自分で実際に遊んでみるといったことを好んでします。初期投資を抜きにして一か月あたりのお金事情を計算すると

 

【一か月にかかるゲーム関係のお金】

    • ゲームソフト購入費用 約3000円~10000円
    • オンラインゲームの月額課金 約1500円
    • DLC購入費用 約2000円
    • ゲーム雑誌購入費用 約1000円
    • SwitchとPSのネットワークサービス費用 約1000円
    • ゲーセンで遊ぶ 約2000~3000円
    • ショップやゲーセンに行くための交通費 約1000円
    • ゲーム情報をネットで調べる 0円
    • ゲームイベントや新ハードなどの臨時出費 未知数(数万円)
  • 合計 約11500円~19500円(+数万円)

となります。これは、比較的お金のかかる楽しみ方だとおもってます。

 

また、ソシャゲでピックアップキャラを出すことを楽しむ人もいます。これもお金がかかりますね。

一回のピックアップガチャで2、30000円かかるかもしれません。

 

 

一方でゲームには、ひとつのゲームをやりこんで極めたり、ゲーム実況動画やeスポーツ実況を観賞するといった楽しみ方も存在します。1つのゲームを極めるならソフトにそこまでお金をかけなくても遊べますし、実況動画などの視聴はスマホがあればいくらでも楽しめます。ゲームの知識も増えます。語れます。


このサークルにも、ゲームのRTA(RTAって何?という方はこちら←ニコニコ大百科のページにとびます)をメインに楽しんでいるメンバーがいます。

 

RTAを楽しむ場合、一つのソフトを徹底的にやり込んで記録を上げる必要があるため、ゲームソフトを大量に買うといったことは余りありません。そのためハード、キャプチャーボード(10000円程度で購入可能)などの初期装備があれば

 

【一か月にかかるゲーム関係のお金】

 

 

    • ゲームソフト購入費用 約2000円~8000円
    • ネットでの情報収集 0円
    • オンラインRTAイベントの参加・観賞 0円げーむにt
  • 合計 約2000~8000円 (翌月以降は0円)

で済みます。これなら他の趣味をしながらでも、金欠になりがちな学生でも楽しむことができます。

 

 

今後、一か月にかかるお金の事例は追加予定です。 

 

 

いかがでしょうか。

自分はゲームについて語り合うことも大好きなので、こういった形からでもゲームの話ができる人が増えてくれるととても嬉しいです。

 

もちろんこれはほんの一例で、ノベル、カード、その他節約しつつ楽しめる遊び方は数多く存在します。

 

皆さん、是非新しいジャンルへの扉を開いてみてはいかがでしょうか。

 

 


著者

Harvest/サブカルチャー研究会 2018年度 部長 あきまこう